GM : 第2サイクル第2シーン
GM : 御門 日紗子さんのシーンからですね。
御門 ヒサコ : はーい。
GM : 登場依頼をするキャラクターはおりますか?
御門 ヒサコ : 登場人物は、シーン表の後でもOKでしたよね?
GM : シーン表の後でもOKにしましょう。
御門 ヒサコ : では先にシーン表をば。
御門 ヒサコ : (コロコロ)……5
ダンスホール。月夜杯の練習のためか、多くの生徒たちがダンスの練習を行っている。みんな気合充分だ。
御門 ヒサコ : では、登場人物は岡野くん以外のNPC三人で。
安達ヶ原 メイコ(GM) : 「何の用?」
上泉 イチズ(GM) : 「どうしたのかな?」
榊原 オウジ(GM) : 「僕と誰か踊りませんか?」
御門 ヒサコ : 呼び出したわけではなく、何となく全員そこにいた感じで。
GM : はい。
御門 ヒサコ : 「あら、安達ケ原さんに上泉さん。ダンスの練習にいらしたのですか? それともパートナー探し?」
上泉 イチズ(GM) : 「私は後輩の練習を見にね」
安達ヶ原 メイコ(GM) : 「……」
榊原 オウジ(GM) : 「おいおい、ボクには声をかけないんだね。悲しいな」
御門 ヒサコ : 「あら失礼、榊原さんもいらしていたのですわね。王子さまがパートナーをまだ決めていらっしゃらないのは意外ですわ」
榊原 オウジ(GM) : 「キミに選ばれたくてね。まだ決めてないんだよ」
御門 ヒサコ : 「あらお上手。それならその腕前、わたくしに見せてくださらない? 榊原さん」
御門 ヒサコ : 「それでしたら、そこで手持無沙汰そうな上泉さんとのダンスを見せてくださらない? 見てみたいですわ」
上泉 イチズ(GM) : 「はは、どうするかい? 榊原」
榊原 オウジ(GM) : 「もちろん見せるさ。」
安達ヶ原 メイコ(GM) : 「......」
御門 ヒサコ : 「人と踊っている所を見せてくだされば、わたくしもお相手いたしますわ。いかが?」
榊原 オウジ(GM) : 「じゃあ、壁の花になっているキミ……メイコさんだったね。踊ろう」
上泉 イチズ(GM) : 「私はフラれてしまったのかな?」
安達ヶ原 メイコ(GM) : 「えええ…??」
御門 ヒサコ : 「あらあら、上泉さんがお気に召さないとは……贅沢な王子様ですこと」
上泉 イチズ(GM) : 「こりゃやられたね。ハハ!」
御門 ヒサコ :
「では、しばし見学させて頂きますわ」
そういって、壁に寄りかかって二人のダンスを眺めている。
回復判定をします。
御門 ヒサコ : 《調査術》で二人の踊りを観察しながらも、身体を休めるように壁の華に徹しています。
GM : 榊原オウジは完璧にリードをします。安達ヶ原メイコは最初は体が硬かったがだんだんとのびのび動くようになっていきます。
安達ヶ原 メイコ(GM) : 頬を赤らめています。
榊原 オウジ(GM) : 自信に満ちた顔で踊っています。
御門 ヒサコ : では回復判定をします。
GM : 《調査術》で回復判定?
御門 ヒサコ : 二人の踊りを観察しつつ、壁の華になって体を休めています。
GM : どうぞ。
御門 ヒサコ : (コロコロ)……スペシャル(【生命力】1点か変調1つを回復)
御門 ヒサコ : おっと。
GM : おお!
筒形 クルミ : ナイスゥ。
御門 ヒサコ : 【器術】を回復します。
御門 ヒサコ : ここで、忍法「監視」を使用。
GM : はい。
御門 ヒサコ : (コロコロ)……成功。
御門 ヒサコ : 優雅に踊る二人、しかし安達ケ原の足さばきから彼女自身のダンスの力量はそこそこであること、今の動きは榊原のリードに寄る事が大きいことを察します。
御門 ヒサコ :
「なるほど、言うだけの力量はある……という事ですわね。王子さま」
帰ってきたふたりを軽い拍手で迎える。
榊原 オウジ(GM) : 「ありがとう!メイコさん、君を見くびっていたようだよ」
御門 ヒサコ : 「それでは、次はわたくしと踊ってくださるかしら」
榊原 オウジ(GM) : 「もちろん!」
上泉 イチズ(GM) : 「これは見る価値があるよ。さあ、お手本になるよ。みんなで見よう」ウィンクをします。
御門 ヒサコ :
手を榊原に預けると、ホールの中央に進み出て曲に合わせて踊り始める。
榊原に上手くリードを取られながらの足さばきは、苦手な西洋舞踏という事を考えても見事なものだった。
御門 ヒサコ : 「流石、リードがお上手ですわね。1人で練習していたのとは段違いに踊り易いですわ」
榊原 オウジ(GM) : 「キミもさすがですよ。ではこれはどうですか?」大きくリードをとる。
御門 ヒサコ :
その強引なリードにも、ふわりと寄り添うような動きでついていく。
「まぁ、意地悪なことをなさいますわね」
榊原 オウジ(GM) : 「はは!ついてこれるのだね。ステキだ」
御門 ヒサコ :
動きの端々から感じる、榊原の性格や性分から秘密を探ります。
《遊芸》で。
榊原 オウジ(GM) : どうぞ。
御門 ヒサコ : (コロコロ)……成功。
GM : では榊原 オウジの【秘密】を送ります。
御門 ヒサコ : 確認しました。
安達ヶ原 メイコ(GM) : そこで榊原 オウジに駆け寄って「私とペアを組んでいただけませんか?」とお願いにいきます。
御門 ヒサコ :
それを遮るように体を割り込ませて
「申し訳ないですわ。榊原さんはわたくしがパートナーを申し込んだところですの」
御門 ヒサコ : 話を合わせるように、榊原に目配せをおくる。
榊原 オウジ(GM) : 仕方がないなあと言う顔。
榊原 オウジ(GM) : 「残念だけれども、ボクは日紗子さんと踊るよ」
安達ヶ原 メイコ(GM) : 「(チッ!)」
御門 ヒサコ : 「本性がでていますわよ、安達ケ原さん」
安達ヶ原 メイコ(GM) : ぷい>日紗子さん。
上泉 イチズ(GM) : 「楽しそうだね、じゃあ、安達ヶ原は私と踊ろう!」
上泉 イチズ(GM) : 「キミの本当の実力はそんなものじゃないでしょ?」
上泉 イチズ(GM) : 「そんな顔しないで。大丈夫。キミとなら優勝できる」メイコさんに言って手をとり踊りだします。
GM : 2人の踊りはキレキレです。
御門 ヒサコ :
それでは、踊り終わって榊原と2人、壁際に行きます。
「……勘違いなさらないで下さいね。わたくしは自分の信条の為に貴方とペアを組みますの」
御門 ヒサコ : 「本命の方には……しっかり振られてしまいましたので」
榊原 オウジ(GM) : 「日紗子さんも勘違いしてもらったら困るな。シノビは頭があって初めて忍務ができるもの……ボクはその頭候補なんだよ」
御門 ヒサコ : 「貴方が頭候補であろうとなかろうと、わたくし達シノビをどう思おうと、わたくしの信条はかわりませんわ。和を乱すのは好きではありませんから」
御門 ヒサコ : 「一般人は大人しく守られて頂きましょう」
榊原 オウジ(GM) : 「それは良かった。ビジネスライクに行こう!まずは月夜杯制覇だ」
御門 ヒサコ :
「こちらはビジネスライクにいきますので、いくらでもアタックして下さって構いませんわよ」にっこりわらって。
上泉 イチズ(GM) : 「何か難しい話をしてるね。二人とも。ダンスに必要なのは笑顔。スマイルスマイル」メイコと踊り終わって隣に現れます。
御門 ヒサコ : 「えぇ、ダンスに必要なのは笑顔……でもわたくし達に必要なのはそれだけではないのではなくて?」
安達ヶ原 メイコ(GM) : 「ふん」
上泉 イチズ(GM) : 「ほらほら、メイコちゃんもスマイルスマイル」
上泉 イチズ(GM) : 「優勝のためにはみんな頑張らないとね!」
御門 ヒサコ :
「えぇ……そうですわね」
そういって、勢いよく踊る上泉たち二人を観察する。
忍法「闇神楽」を使う。
御門 ヒサコ : (コロコロ)……成功。
GM : 成功ですね。
御門 ヒサコ : 【器術】を消費します。
御門 ヒサコ : 上泉 イチズへ《遊芸》で情報判定をします。
GM : どうぞ。
御門 ヒサコ : (コロコロ)……成功。
御門 ヒサコ : 「ふぅん……上泉さんも隅に置けませんわね。ちょっと悪い事をしましたかしら」
上泉 イチズ(GM) : 「ハハ。いいって。ちょっとうらやましいけれども、大丈夫」
御門 ヒサコ : 「学園の人気者同士、お似合いかもしれませんわ」
上泉 イチズ(GM) : 「ツンツンしないで。忍務でも無いのだし……楽しくスポーツマンシップに乗っ取っていこう」鞍馬寮らしい回答をします 。
御門 ヒサコ : 「……わたくしにとっては、忍務のようなものですわ。もはや」ボソリ、と小さくつぶやく。
御門 ヒサコ :
「さて、お互いパートナーも決まった事ですし……もう少し練習していきませんこと?」
といって、壁際の榊原に手を伸ばす。
榊原 オウジ(GM) : 「いいね。やろうか」
御門 ヒサコ : 上泉・安達ケ原ペアともども、他の練習者を圧倒する動きで、ホールの中央で踊ります。シーンを閉じます。
GM : おつかれさまでした。